STARRY

好きなことだけ気ままに綴っていきます。

GRAND KIRIN ギャラクシーホップの苦味は流星の如し

夏ですね。

クーラーの風にあたると体調が崩れがちな僕も、さすがにクーラーに頼らなければ生活出来ない季節になってきました。

しかし、とてもビールが美味しい時期でもありますね!


LAWSONでたまたま発見した新商品らしき奴を試してみました!


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GRAND KIRIN ギャラクシーホップ



GRAND KIRINシリーズはおそらく全種類飲んでるはず。

KIRINビールが好きなので自然と手が出ちゃいますねっ。

HPで情報を確認してみました。



ふむふむ。

パッションフルーツを思わせる希少な“ギャラクシーホップ”を「ディップホップ」し、銀河系に輝く、溢れんばかりの星々のような華やかな香りと、流星のようにスッと消えていく苦みを実現。小麦麦芽の軽やかな口あたりで、夏の夜風と共に、爽やかな時間をもたらす一本。
ギャラクシーホップ(50%以上)使用
【セッションIPA(アイ・ピー・エー)スタイル】
アルコール度数がやや低めな、飲みやすいスタイルのインディアペールエール




宇宙好きな僕としてはギャラクシーと名が付くだけでかなりテンションあがるネーミングだったんですが、ギャラクシーホップというものを使って製造していることに因んでいるわけですね。


そんな情報は後で知ったので
「どんな銀河が口の中で広がるのだろうか…!」
「ついに小宇宙(コスモ)を感じる時がきたのか…!」

期待に胸膨らませて一口。


「さ、爽やか~!」


銀河というよりは風なびく花畑のようです。

食戟のソーマのごとく服がはだけていきそうになる…程ではなかったんですけど、とても美味しい。

ガツンと来るタイプではなく、口当たりはとても優しいです。
すごくフルーティーなんですよね。香りが良いし、甘味が強い。
人によってはジュースのように感じるかもしれません。
よく言う「ビールが苦手な人でも飲める」的な飲みやすさを感じました。
ビール苦手な人はわざわざ高いビールを進んで買わないとは思いますが。。

良い意味で軽めのビールなので、今の時期にピッタリ!

GRAND KIRINシリーズ全てに共通するんですが、僕はグラスに入れずそのまま瓶で飲むのが好きです。

今回はグラスと瓶、両方試したんですが、わざわざグラスで飲まなくてもいいかなーと。
瓶の口が意図的に広く作られているのでしっかり香ります。


そしてこれは僕が貧乏性だからかもしれないんですが、のど越しではなく味を楽しみたい僕としては、GRAND KIRINはチビチビ飲みが出来る高クオリティのビールなんですね。


僕は普段飲んでる第3のビール等はグビグビっと一気にのど越しを楽しむことが多いです。

しかしたまに贅沢する良いビールはチビチビ飲みたいんです。

無くなるのが寂しいから…!


のど越し派の人達には怒られてしまいそうですが、ほんとウイスキーの如くチビチビ飲んでしまいます。

味がしっかりしてるから出来ることなんですよ。普通のビールではそんなことしません。

今回のギャラクシーホップも、良質な後味の余韻が長く残ります。


ジョッキやグラスに注ぐと空気に触れる量も増えるし、美味しい時間が短くなるような気がしてつい急いで飲んでしまうんです。

握りたての寿司現象とでも言いましょうか。

いやそこまでじゃないでしょうか。

ビールも注ぎたてが一番美味い気がするので、長い時間楽しみたい時はあえて注がない作戦が出来るこの瓶の構造に拍手!

ということですよ。素晴らしい。

※あくまで個人の感覚の問題で、ここに論理的な思考は皆無です。



「良いお酒はアテが要らない」が僕の持論なんですが、

一口飲んで、余韻が消えかけたところでもう一口

これを繰り返すだけで特別な満足感が生まれるお酒は素敵だなあと思います。
 

僕は料理なしで頂きましたが、今回のギャラクシーホップは個性的な味でありながら主張が激しいわけではないので、一般的な食事との相性もすごく良さそうです。



簡単に総評すると

香り豊かでスッキリ軽くて飲みやすい


だからこそ評価の別れるビールでしょうね。


GRAND KIRINの中ではオリジナルが一番好みな僕としては、少し物足りないというか、具体的には苦味がもう少し欲しいと思ってしまいました。


環境やタイミングで一番美味い時を狙っていきたいですね!

味はとても好きなので、この夏の間にまたリピートしてみたいと思います!






ちょっと待って…!

流星のようにスッと消えていく苦み


た、確かに!!!

その表現、素晴らしいな!

紹介文に仕掛けてあった技あり表現に今さら気付いて驚きました…!


苦味の刹那の煌めき、逃さぬように。